基本の食事療法
食養生
基本の食事
玄米ご飯とお味噌汁。
玄米の難しい方は歩突き米や雑穀を混ぜるのでも良いです。
お味噌汁の具やおかずには「まごわやさしい(豆・ごま・わかめ・野菜・しいたけ・いも)」で季節の食材を意識し、蛋白質は魚や豆でとりましょう。
ポイント
① 食品でとる添加物の量はできるだけ少ない方が良いので、自宅で調理するのを心がけましょう。とくに保存料の入って無い食材を選ぶように調味料から気をつけてください。(お醤油、ドレッシングなどは要注意)
② 塩化ナトリウムはお塩ではありません。天然の海水塩を使ってください。
③ お味噌・お醤油は発酵調味料です。保存料が入って無いものを選び冷蔵庫保存にしてください。また、お味噌は酵母が生きているものを選んでください。(袋に空気が溜まったり色が変化したりします)
④ 食用油の種類に気をつけてください。
マーガリンなどのトランス脂肪酸を多く含む油は体内に溜まると自然界に無い油なので代謝によってなかなか排出されません。また発癌性が報告されています。また、動物性脂肪は控えるよう心掛けてください。
油はオメガ3系の油脂とオメガ6系の油脂が1:1の比率が理想です。現代人の日常生活では意識していないと1対40にオメガ6系が多くなってしまいます。オメガ6系が増え過ぎるとアレルギー体質になりやすいので、積極的にオメガ3系の油を摂るようにしてください。