溜まってしまった経皮毒を排泄する方法は?
細胞内に溜まった親油性の化学物質は、酵素によって水に溶けやすい物質に変化し、代謝されて細胞外へと排出されます。
この時に活躍する酵素は抗生物質( エリスロマイシンなど)や胃潰瘍の薬( オメプラゾール、シメチジン)などで働きが悪くなりますので、漫然とこれらの薬を飲み続けることは代謝を落としてしまうことに繋がります。
また、食品ではかんきつ系果物( グレープフルーツなど)やアールグレイティーにも酵素の働きを抑える成分がありますので毎日摂取するのは避けた方がよいようです。
逆にこの酵素を活性化するお茶などもありますが、漢方薬や西洋ハーブの材料になるものが多いです。
また、重金属の排出先は毛髮と爪と汗です。
健康な爪、豊かな髪を守ることがデトックスに繋がります。
頭皮や皮膚の皮脂腺からは有害重金属が排泄されます。汗をかかない生活をしていると皮脂腺が開きにくくなり毒が排出されにくくなります。皮脂腺の分泌機能をさかんにし、同時に皮脂の酸化を予防して、皮脂腺の詰まりを改善することが大切です。新鮮な皮脂がどんどん皮膚面に放出されると 有害金属も同時に排泄されます。
頭皮の皮脂腺の汚れは普通のシャンプーでは落ちないので、頭皮のオイルマッサージなどひと工夫が必要になります。
有害物質を排出する食品
ネギ ・ にんにくなどのイオウ化合物を含む食材は水銀やヒ素 ・ 鉛を排泄する作用があります。
玉ねぎやそばに含まれるケルセチン、アブラナ科のブロッコリー ・ キャベツ ・ ダイコンにはイソチアネートというアルミニウムを排泄する成分が含まれます。