腎の弱りに鹿茸
こんにちは!
桃仁堂です(^^)
今日は年に数回ある動物生薬の研究会に参加してまいりました。
「鹿茸(ろくじょう:鹿の角です)」について、改めて学んできましたよ。
昔の書物(本草綱目)には
「生命力を増し、骨髄や血の源となり、元気をつけ、筋肉を強くし、骨を堅く丈夫にし、体力の消耗によるあらゆる病、難聴、目のくらみ、めまい、下痢や腸の疾病を治す」
と記載されています。
東洋医学では五臓の一つ「腎」を内分泌系、生殖系、免疫系なども含めた生命の源と考え、「精力」と一体のものととらえます。
つまり腎臓の水分代謝(尿)、副腎(ホルモン分泌)、生殖器、泌尿器の働きを包括しております。
鹿茸の作用はこれらすべてに働くことが分かっています。
鹿茸は長寿の代表薬であり、腎を補う「補腎薬」の最高峰です。
超簡単に言うと、アンチエイジングの妙薬「若いころの元気を取り戻す薬」なのです。
若いときのように「休んだり寝れば治ってしまう」カラダ作りになるお助け薬です。
では鹿茸がなんでそんなに効くのか?
ここからは、詳しく知りたい方向けの情報です。
その正体は多くのインスリン様成長因子1(IGF-1)に似た成分が含まれるからです。
IGF-1は全身の成長を刺激し、体中のほぼすべての細胞に対して成長促進効果を発揮します。
特に骨格筋の筋肉の量を増しますのでトレーニングとともに鹿茸を摂取すると筋力アップも早くなります。
また、軟骨は骨の再生・成長、神経線維の保護や再生、皮膚の線維芽細胞を増やします。
脳は腎の働きが衰えると記憶力だけでなくヤル気の減退にもつながります。
足の骨格筋と脳の働きは相関関係があるといわれていますので、鹿茸を服用しながら足腰をトレーニングすると体も頭も両方によさそうですね!
即効性もありますので、是非鹿茸をお試しください。