年末に向けなにかと慌ただしい季節となってきましたね。
これからは日毎に寒さが厳しくなってまいります。
冬は腎の働きが衰える季節。ですから、漢方では
腎を補う食事や生活をしてゆくことが大事と考えます。
これを補腎(ほじん)といいます。食事では、
ゴボウ、黒キクラゲ、黒ごま、黒豆などの
黒いものを召し上がるといいですね。またネバネバしたものもオススメです。
今回は漢方薬にも使われる山芋(生薬名 山薬)を使ったお料理をご紹介します。
山芋は胃腸の調子を整え、気を補い精をつけてくれるもの。
まさにアンチエイジング食材です。
すりおろした山芋をホワイトソースの替りに使ったグラタンです。
具材の海老も補腎食材で、体を温めてくれます。
栄養価の高い卵は滋養強壮に。
ブロッコリーに含まれるスルフォラファンには
発がん物質を解毒し免疫力をあげてくれる働きがあります。
アツアツグラタンで免疫力を上げ冬を乗り切りましょう。
養生薬膳アドバイザー 高井 真寿美
……………・・・山芋、長芋、大和芋、自然薯の違い・・・………………
長芋、山芋、大和芋、自然薯の違い、気になりませんか? おおまかに言うと下の図のような感じになります。 豆知識でした(^o^) |