日に日に春めいてまいりましたね。そろそろ冬ものから、春の装いへと衣替えする季節になりました。
春は肝の働きが活発になります。肝血不足や寒暖差による自律神経の乱れでイライラや不眠、ほてりなどの不調が起きやすくなります。体の衣替えには肝の「血」が必要となります。今回はこの時期に必要な陰液(血・水)を増やしてくれるあさりをたっぷり使った、炊き込みご飯をご紹介いたします。ネギは体を温めくれます。
三つ葉や紫蘇などの香りのよいものを散らすと気巡りも良くなりますよ。
土鍋で炊くことで栄養価もうまみもアップします。どうぞお試し下さい。
養生薬膳アドバイザー 高井 真寿美