更年期とは閉経をはさんだ前後10年間くらいをいい、この時期は卵巣機能が低下することによってエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが減少しホルモンバランスが乱れることから以下のような症状が見られます。
のぼせ、ほてり、めまい、耳鳴り、イライラ、不安、動悸、異常な発汗など。検査値に現れない不定愁訴も多いことから周囲の理解を得ることができずただ辛い症状を抱えている人が多いようです。
西洋薬での治療はエストロゲンを補充するホルモン剤による治療がメインとなりますが、これは減ってきた女性ホルモンを補充するだけの対症療法にすぎず更年期で起こるすべての症状に対応できるわけではありません。
またホルモン剤には血栓ができやすかったり乳がんになる可能性が高まるなどの副作用が見られます。漢方薬はそれぞれの体質に合わせた薬をカウンセリングによって選びホルモンや自律神経の乱れを整え不快な症状を取り除くのに非常に効果的です。またホルモン剤のような副作用もないのが特徴的です。桃仁堂では、日常での養生法なども合わせてご提案しています。