アロマフランスのクレイ

桃仁堂では、フランスの自然療法であるクレイセラピーについてこの数か月導入を勧めており、

スタッフ全員、基本的な扱い方を学んだところです。

お店の一角に商品が並んでいますのでもうお気づきになられている方も多いと思います。

日本では「クレイ」というと、「泥のパック」や「エステ」という印象が強いと思います。

クレイの性質について学ぶと、本当にもったいない使い方をしていることがわかりますので、

今回は、新しい取り扱い商品である「クレイ」についてご紹介させていただきます。

クレイとは？

「クレイ」と一口に言っても、巷にはたくさんの商品があります。

中には粒子を細かく粉砕する加工がされているものもあります。

それらの商品と区別するために、

ここでは次の条件をクリアした「クレイ」のみを「クレイ」と言います。

① 汚染されていないもの（クレイに化学的処理がされたり、保存料など他の成分を加えていないもの）

② 精製されていないもの（手を加えない自然から採れるそのままのもの）

③ ミル挽き粉砕をされていないもの

④ 粘土鉱物の含有量が多いもの

そもそもクレイとは、岩石が何億年もの時間をかけた自然界の気象変化や地質変化により粉砕されて堆積した粘土のことです。

太古の昔、地球上で爆発した火山灰と溶岩が周囲の海や谷の底に何層にも堆積し、

長い時間と地殻変動による巨大な圧力が加わって変化、熟成して出来ました。

自然の大地から採掘されるものですので含まれる鉱石の種類と量によりクレイの色や性質も違います。

クレイには鉄やアルミニウム、マグネシウム、カリウムなどの金属が含まれており、

永久磁石のように荷電した状態で存在してます。

そこに水が加わることで、自由なマイナスイオンが増えて作用が発揮されるのです。

この豊富なマイナスイオンとクレイに含まれる金属イオンの働きを利用するのが

「クレイセラピー」なのです。

どんな作用があるの？

では実際にクレイにはどのような作用を期待できるのか？

わかりやすく表にしてみました。