夏の疲れを残さない!立秋以降に始める漢方ケア
暦の上では立秋を迎えましたが、厳しい暑さはまだまだ続きます。しかし、私たちの体は確実に季節の移り変わりを感じ始めています。夏の間に蓄積した疲労は、秋口にどっと押し寄せてくることも。そこで今回は、立秋以降に始める、夏の疲れを癒し、来るべき秋を健やかに過ごすための漢方ケアについてお伝えします。
夏の疲労、その原因とサイン
夏の暑さによる体力消耗、冷房による体の冷え、そして食欲不振による栄養バランスの偏りなど、私たちの体は様々な負担を受けています。これらの影響は、倦怠感、食欲不振、消化不良、不眠、肌の乾燥といった形で現れることがあります。これらのサインを見逃さず、早めのケアが大切です。
立秋からの漢方ケア:疲労回復と体調を整える
立秋を迎えたこの時期からは、夏の間に消耗した「気(き)」と「血(けつ)」を補い、体のバランスを整える漢方ケアが重要になります。
- 疲労回復には:
- 補気健脾(ほきけんぴ)の漢方薬: 消化機能を高め、体力を回復させる働きがあります。食欲不振や胃もたれ、倦怠感がある方におすすめです。具体的には、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)などが用いられます。まだ熱がこもってるときは清暑益気湯などもよいです。
- 滋陰降火(じいんこうか)の漢方薬: 夏の暑さで失われた体の潤いを補い、ほてりを鎮める働きがあります。のどの渇きや寝汗、微熱が続く方におすすめです。
- 夏の冷え対策には:
- 体を温める漢方薬: 冷房や冷たい飲食物で冷えた体を内側から温め、血行を促進します。
- 温性の食材: 生姜、ネギ、ニンニクなどの体を温める食材を積極的に摂りましょう。温かい飲み物もおすすめです。
- 夏の肌トラブルには:
- 潤いを補う漢方薬: 乾燥した肌に内側から潤いを与え、バリア機能を高めます。
- 清熱解毒(せいねつげどく)の漢方薬: 日焼けによる炎症を鎮め、肌の回復を助けます。
生活習慣でさらに効果を高める
漢方薬だけでなく、日々の生活習慣を見直すことも大切です。
- 質の高い睡眠を確保する: 睡眠不足は疲労回復の妨げになります。寝る前にリラックスできる環境を整えましょう。
- バランスの取れた食事を心がける: 消化の良い温かい食事を基本とし、旬の野菜や果物を取り入れましょう。
- 適度な運動を続ける: 軽いウォーキングやストレッチなどで血行を促進し、自律神経のバランスを整えましょう。
- 体を冷やさない工夫をする: 薄手の上着を持ち歩いたり、温かい飲み物を摂るなど、体を冷やさないように心がけましょう。冷房のきいた室内で過ごされるときはレッグウォーマーなどを活用してみてください。※男性もね。
立秋は、夏の疲れをリセットし、秋に向けて心身を整える絶好の機会です。ご自身の体調に合わせて漢方を取り入れ、健やかな秋を迎えましょう。体調に不安を感じる場合は、お気軽に桃仁堂薬局にご相談ください。





