漢方薬の効果を最大限に引き出す飲み方ガイド
漢方薬は、自然の力を使って体を元気にするお薬です。せっかく飲むなら、その効果を最大限に引き出したいですよね。今回は、漢方薬をより効果的に飲むためのちょっとしたコツをご紹介します。
飲むタイミングが大切!
漢方薬は、一般的に食前(食事の30分~1時間前)か食間(食事と食事の間で、食後2時間くらい)に飲むのがおすすめです。胃の中に食べ物が入っていない「空っぽ」の時に飲むことで、薬の成分が体に吸収されやすくなります。
もし飲み忘れてしまっても、気づいたときに飲んで大丈夫です。ただし、食後すぐに飲むと吸収が悪くなることがあるので、少し時間を置いてから飲むと良いでしょう。
飲み方も工夫しよう!
- ぬるま湯で飲む:冷たい水ではなく、ぬるま湯で飲むと、薬の吸収が良くなると言われています。特に、体を温める目的の漢方薬は、ぬるま湯で飲むとより効果を感じやすいでしょう。粉薬・顆粒状の製品はお湯に溶いて飲むとより効果的です。
- 煎じ薬は温かいうちに:煎じ薬は、温かい方が香りが立ち、飲みやすくなります。冷めてしまったら、温め直してから飲むのがおすすめです。
- 水なしで飲まない:錠剤や顆粒の漢方薬も、必ず水と一緒に飲みましょう。水なしで飲むと、喉に引っかかったり、薬が溶けにくかったりすることがあります。
続けて飲むことが大切!
漢方薬は、西洋薬のようにすぐに効果が出るというよりも、体をゆっくりと整えていくことで効果を発揮します。そのため、毎日続けて飲むことがとても大切です。症状が良くなってきたからといって、自己判断で飲むのをやめてしまうと、また症状がぶり返してしまうこともあります。
漢方薬について、もしご不明な点がありましたら、お気軽に桃仁堂にご相談くださいね。




