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桃仁堂通信

気・血・水を知ろう~漢方の基本 Part 2~

漢方通信 ~漢方で健康美人になろう~ 2014.4月号

 

こんにちは!桃仁堂の伊藤です。 都内の公園でもウグイスのさえずりが聞こえる爽やかな季節を
迎えましたね。

万物が目覚める時季です。

春の陽気が盛んになるにつれ体の新陳代謝が活発になってきます。

こんな時「春眠、暁を覚えず」というようになんとなく頭がぼーっとして夢うつつな気分になったりは
しませんか?

自然の陽気を受け入れるためには少しずつ早起きに慣れ、体を動かし気持ちの良い汗をかいて、心身を
目覚めさせましょう~
(右の写真は桜と同じ時期に咲く レンギョウのお花です)

 

rengyo

 

さて前回は私たちの体の中を流れている「気血水」の関係について触れてみましたが 今回は、病は気から・・の「気」とは何か? 掘り下げてみたいと思います。

「気」の生成と働き

(気のせい)(気を付ける)(気が強い)など気のつく言葉はたくさんあり日常では気持、意識、精神のような感覚で使われています。
では、東洋医学で言う「気」は、体の中でどのように作られ、どんな働きをしているのでしょうか?

私たちの口から入った飲食物は脾胃で消化吸収された後、栄養分が腎の助けを借りて肺へ気化して上昇し、そこで呼吸により得られた空気と合体して 「元気」が作られると考えられています。

この元気=エネルギーが血や水を動かし全身へ行きわたるため、生命活動が営まれています。

少し抽象的で分かりにくいかもしれませんが、目に見えない「気」には、体に勢力をつけたり温めて体温を保ったり、また外からの邪気を防ぐ働きもあるため私たちの体をいつも守ってくれています。

 

気のバランスが崩れたとき?

 気のバランスの崩れ  主な症状  代表的な漢方薬
 気虚  気が不足した状態  疲れやすい、カゼをひきやすい、汗が出やすい  六君子湯、補中益気湯など
 気滞  気の巡りが滞った状態  不安感、胸のざわめき、お腹の張り  四逆散、柴胡疎肝湯、加味逍遙散、香蘇散など
 気逆  気が上に昇りすぎて、下に降りる気が不足している状態  イライラ、のぼせ、頭痛  抑肝散、半夏厚朴湯、桂枝加竜骨牡蠣湯など
 気陷  上に昇る気が不足して、気が下に降りすぎる状態  内臓下垂、下痢、めまい  やる気が出ない  補中益気湯など
 気脱  気を身体にとどめておけず外に出てしまう状態  大量出血、大量の発汗   無気力  黄耆建中湯、生脈散など

気の巡りを良くする食材

●キンカン、カボスなどの柑橘類。ラッキョウ、タマネギ、ダイコン、シイタケなどの野菜。
ジャスミン茶、ナツメグ、ウコン、コリアンダーなどは気をめぐらす作用があります。

●セロリ、セリ、ハッカ、シソ、春菊、パセリなど芳香の良いものは、脾胃を元気にしてくれます。

漢方薬局 桃仁堂

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