ダイエット漢方を正しく選ぶ
漢方通信 ~漢方で健康美人になろう~ 2011.8月号
暑中お見舞い申し上げます。桃仁堂の平部です♪毎日暑いですが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか?
最近、よくテレビコマーシャルなどでダイエット漢方を見かけますね。気軽に飲めそうでもやはりそこは漢方薬。体質に合ったものを選ばないと、効かないばかりか副作用が出てしまうことがあります。
そこで、今月はダイエット漢方の特徴をご紹介いたします。これからお試しになりたい方、もうすでにお飲みになっている方も、いる方も今一度ご自分の体質に合っているか参考にしてみてください。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
もともと体力があり、便秘がちで、脂肪を燃焼させたい方の漢方薬です。人によって、ちょっとお通じがゆるくなることがあります。
※胃腸の弱い方には不向きです。
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
疲れやすく、汗をかきやすい方の漢方薬です。体の余分な水分を排泄させることで体重を落とします。むくみが取れるとだんだん効き目が薄らいできます。
九味半夏湯加減(くみはんげとうかげん)
体力は普通から弱め、便秘がちで、脂肪を燃やしたい方の漢方薬です。人によって、ちょっとお通じがゆるくなることがあります。
※胃腸を整える働きもあり、胃腸の弱い方にオススメです。
分消湯 (ぶんしょうとう)
食べ過ぎによる胃腸の疲れをとることで、代謝が上がり、脂肪を燃えやすくする漢方薬です。もともと、食べることが大好きな方は、初めにこの漢方薬で胃腸を整えてからダイエットを始めると、成功しやすいようです。