夏のダルさを吹き飛ばす!part2
漢方通信 ~漢方で健康美人になろう~ 2011.7月号
こんにちは!桃仁堂の平部です♪
新緑も日増しに色濃くなり、いよいよ梅雨を経て夏を迎える季節ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
最近は気候の変化が激しいので、お天気の変化についていけない方も散見されます。
そこで、ちょっと早いですが、知っておくと助かる夏用のお薬をご紹介します。湿気や暑さで身体がだるくなった時、思い出していただけると幸いです。
生脈散(しょうみゃくさん)
暑さで大量に汗をかき、汗とともに気が消耗した状態、または肺の疾患が慢性化して、身体を潤せなくなった時の漢方薬です。
体液を増やすとともに肌の発汗調節機能を回復してくれます。
だるさがなかなか改善しないときや、汗は出るけど尿は出ないようなときにおススメです。
清暑益気湯(せいしょえっきとう)
暑さで大量に汗をかき、汗とともに気が消耗した状態に用いる漢方薬です。体液を増やすとともに身体の火照りをとってくれます。多汗、口が渇き、身体が熱をもっているようにだるく、元気が出ないときにおススメです。