夏のダルさを吹き飛ばす!
漢方通信 ~漢方で健康美人になろう~ 2011.6月号
こんにちは!桃仁堂の平部です♪
新緑も日増しに色濃くなり、いよいよ梅雨を経て夏を迎える季節ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
最近は気候の変化が激しいので、お天気の変化についていけない方も散見されます。
そこで、ちょっと早いですが、知っておくと助かる夏用のお薬をご紹介します。湿気や暑さで身体がだるくなった時、思い出していただけると幸いです。
白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
大汗が出てるのに身体の熱が治まらず、冷たい水をがぶがぶ飲みたいような時の漢方薬。急激な暑さに身体が対応できず、のぼせて頭痛がするときにも最適です。口の渇きを癒し、上手にクールダウンしてくれます。
五苓散(ごれいさん)
飲んでも飲んでも喉が渇くときの特効薬。身体の水分代謝を調整する働きがあるので、むくんでいるのに喉が渇く、水を飲んでいるのに尿が少ない、という方にぴったりです。
カッコウ正気散(かっこうしょうきさん)
胃腸を助け、余分な身体の熱を冷ましてくれる漢方薬。
暑さや湿度のせいで、なんとなく胃がもやもやする(スッキリしない)症状の方は、身体が軽くなるのをすぐに実感できるはず。
夏バテ、日射病による頭痛をはじめ、胃腸風邪、夏風邪にもとてもよく効きます。