秋の長雨、こんな不調はありませんか?
秋になると、少しずつ涼しくなって過ごしやすくなる一方で、長雨が続くことがあります。
「もう秋なのに、なんだか体が重い」
「食欲がない」
「胃腸の調子がすっきりしない」
「めまいや頭重感がある」
そんな不調を感じる方も少なくありません。
実はこの時期、身体にとっては少し複雑な季節です。
雨が続けば湿気が多くなります。一方で、まだ暑さが残り、室内では冷房を使うこともある。
つまり、湿気と冷え、そして夏の疲労の影響が重なりやすい時期なのです。
もう夏の習慣の延長を見直す時期です
そろそろ秋らしくなり、過ごしやすい気温の日も増えてきます。
真夏は、体温が上がりすぎたときには、冷たい飲み物や食べ物で身体を冷やすことも必要でした。
しかし、気温が下がってきた時期にも、夏と同じように冷たいものを摂り続けていると、身体は体温を維持するために余分なエネルギーを使うことになります。
そこに、夏から持ち越している疲れと、長雨による湿気が重なると、脾胃への負担が大きくなります。
すると、疲労感が強くなったり、身体が重だるく感じたり、食欲が落ちたりすることがあります。
実際に2026年の今も、このようなご相談が増えています。
梅雨のような「つゆだる」が秋にも?
さらにこの時期には、梅雨の頃のような「湿」による不調も出やすくなります。
雨の日になると、
「体が重くて動きたくない」
「頭が重い」
「めまいがする」
という方はいませんか?
それだけではなく「鬱っぽい」症状まで出てしまいます。
中医学では、湿気が身体に影響すると「湿邪」として捉えることがあります。
湿には、重く、停滞しやすい性質があります。
特に脾胃の働きが弱っていると、身体の中の水分をうまく処理できず、湿がたまりやすくなります。そのため、身体の重だるさや頭重感、めまいなどにつながると考えます。
梅雨だけではなく、秋の長雨もまた、湿の影響を受けやすい時期なのです。
秋の長雨には「胃腸をいたわる」
こんな時期は、何か特別なことをするよりも、まず胃腸に負担をかけないこと。
身体が重いと感じる方は、試しにお腹(みぞおち~下腹)をしっかり温める養生をしてみてください。胃や腸がググググ~っと鳴って動き始めるのを感じられるかもしれません。
そして、冷たいものを控え、温かい食事を心がける。
決して食べ過ぎない。
そして、体も冷やさない。
「雨だから体調が悪い」と思ったときには、天候だけではなく、自分の内臓の状態にも目を向けてみることが大切です。
夏の習慣を少しずつ秋の身体に合わせて変えながら、冬に向けて身体を整えていきましょう。



