【小寒の養生】冬の冷え対策・漢方徹底比較
1月に入り、寒さが「極まる」季節になりました。これから寒さ本番の「小寒」に入りました。 東洋医学では、冬は寒さによって「血(けつ)」の巡りが滞り、体調を崩しやすい時期と考えられています。
今回は、女性の冷え対策として特に人気の高い「当帰芍薬散」と「婦人宝」。似ているようで実は違う、この2つの選び方を分かりやすく解説します。
1. 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
〜「冷え×むくみ」が気になる方のシャープな味方〜
「血」を補うだけでなく、体内の余分な「水(すい)」を排出する力が強いのが特徴です。
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こんな症状に: 足腰は冷えるのに、夕方になると靴がきつくなる(むくみ)。
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貧血気味で疲れやすく、顔色が青白い。
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めまいや立ちくらみが起こりやすい。
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冬のポイント: 冬は運動量が減り、体の中に水分が停滞しがち。体が重だるく、冷えを感じるタイプの方に最適です。
2. 婦人宝(ふじんぽう)
〜「ひどい冷え×乾燥・疲れ」を癒やす濃厚シロップ〜
主成分の「当帰(とうき)」が処方全体の約7割を占める、まさに「血」を補うためのエキスパートです。
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こんな症状に: とにかく寒がりで、寝る時も靴下が手放せない。
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肌や髪にツヤがなく、カサカサ乾燥が気になる。
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生理トラブル(痛み・不順)があり、体力をつけたい。
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冬のポイント: お湯に溶かして飲むシロップタイプなので、内臓からじわっと温まります。黒糖のような甘みがあり、冬のティータイム感覚で「養生」ができるのが魅力です。
| 特徴 | 当帰芍薬散 | 婦人宝 |
| 主な悩み | 冷え + むくみ・重だるさ | 冷え + 乾燥・強い疲れ |
| 体質 | 虚弱で水が溜まりやすい | 血液不足で栄養が足りない |
| 飲み心地 | 顆粒や錠剤が一般的 | 甘いシロップ(お湯割り) |
| 今の時期の魅力 | 冬の重だるさをスッキリさせる | 芯から温めて潤いを与える |





